2013年3月5日火曜日

2月21日(木) 千葉言友会 報告

2月21日(木) 千葉県 新鎌ヶ谷市で、千葉言友会が開催されました。東京電機大学の豊村先生、長澤泰子先生、千葉言語聴覚士協会理事 鈴木美樹子先生他、たくさんの方々が集まり、みのり多い会となりました。

メインテーマは、幼児吃音の新しい治療法、シドニー発のリッカムプログラムに関してでした。
横浜インターナショナルスクールのSLP(言語聴覚士)、北大大学院の藤井哲之進氏の実践発表があり、国際色豊かな会合でした。

リッカムプログラム(Lidcombe program=LP)は、
 ・1990年代にオーストラリアのシドニー大学で始まった幼児期(6歳未満)の吃音児を対象にしたプログラム

 ・海外で広く行われている(オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、アメリカ合衆国、南アフリカ、ドイツ、オランダ、デンマーク、イラン、スウェーデン)。

 ・自然治癒に任せるよりも効果があるという多くのエビデンスがある(例.Jones et al.,2005ほか)。

リッカムプログラムについては、藤井氏のパワーポイントの記事を掲載いたします。参考になさってください。なお、本年9月から12月の間に 本プログラムに関するワークショップが横浜で開催される予定です。この治療を行う前に、ぜひワークショップに参加されることをおすすめします。