2012年4月1日日曜日

第1回吃音講習会  吃音Quis20 in Tama

東京都多摩市永山 ベルブ永山1-5 ビジネススクエア多摩の交流スペースで、第1回吃音講習会を開催
しました。

 講習会は花粉症や体調不良でこられないという連絡がいくつかあり、
  成人吃音者 : 電話恐怖
  4歳の吃音男児のママ
  言語聴覚士さん

そして、相棒のNPO法人アート多摩の中村弘子さんが出席しました。

とてもアットホームで一人ひとり、当事者、ママ、専門家と立場が違ったが故の面白さがあり、
有意義で、とても楽しい会でした。

歌を歌う時ってまず吃音者はどもらない。なのに、吃音当事者はどもる、と回答。
みなで窓の外をみながら、雨雨フレフレ、かあさんが~をうたいました。

ほーらね、だれもどもらないよ。一つ一つためしかんがえながら、がってんしていったね。
だから、なんだか ためしてがってんだね~って笑ってしまいましたね。
そのうち、ためしてがってんに出してもらいましょうか?

もっと勉強したい。言語聴覚士さんは、大学院行きたいって言い出すし、4歳と2歳のこどもの
ママは、なんだかこの領域勉強したくなっちゃった、というし、吃音氏は英語が得意ということで、
英語の文献紹介してくれ、となんとまあ、ことば、コミュニケーション、こころ、思うにまかせぬ
これらもろもろのおもしろさに魅せられる人が増えてきましたね。

スクールといっても寺子屋式か、なにか、笑いながら深め合う、そんな場ができるといいな、と思いました。

なにはともあれ、つくづく、ビジネス多摩スクエアの皆様、松本祐一多摩大学准教授、多摩市役所の方々
多摩信用金庫の高山さん、そして、受付の方々、入居者の皆様に感謝いたします。ありがとう!