2012年4月5日木曜日

ほとんどすべては、遺伝子のいたずら

遺伝子や脳の働き、たとえば、人の心が読めない(空気が読めないよりちょっといっているかな)自閉症という病気は、FOXP2という遺伝子が原因、これは、学習障害という病気をもたらす遺伝子と同じということがわかってきています。
 つまり、人の心が読める、読めないということは、言語(ことば)のちからが大きく関与していること、空気を読むって感性、ってなんとなくアバウトに思っていても、実は言語力によっているってこともあるということ、

そんなことも、いくら文系でも常識として知っていないと、人を間違って判断することがあると思う。

むろん さまざまなトラウマやショック事態があるけど、それをどう処理し、あるいは、まきこまれてゆくかは、結構
遺伝子だったりして。

最近本屋でちらっと見た本に 頭の良さは、現代国語の能力 とあってうれしかったな。あの超進学校
灘校を全国一の進学校に押し上げたのは、橋本先生というまだご存命の100歳でかくしゃくとして、
本を書き、奥様いないので、料理をし、またおしゃれこのうえない国語教師が、灘中の生徒に3年間
たった1冊の小説、銀の匙(中勘助)をよませ、徹底的に自分で調べさせたこようするに、したという話は有名せある。。

で、何をいいたいか というと、脳科学、遺伝子のお勉強を文化系の人も、ママさんたちもしたらいいなって。
文化系のための脳科学やら、遺伝学やら、生命科学やら、いっぱいでておりますよ。

ママさんたちも、どうしたら、その子をゆたかに伸ばせるか、凡人から天才が生まれる仕組みも、早期教育
やればいいってわけでもない、のんびりと、しっかりと、楽しくこどもを育てる方法、少し考えてから
ママさんになろうね。そして、そうした教育観が障害を持っている人への理解へつながってゆく。
正しい教育ないところに、しっかりした障碍者理解が育つはずがない。まず自分が勉強してほしい。
本物の勉強を。大学へいけないリスクもおそれずにね。